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東証の東京プロマーケットに上場 アイエヌホールディングス
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週刊経済2024年3月12日発行号
今期売上高は14%増の97億円見込む
総合ロジスティクス事業を展開する㈱アイエヌホールディングス(築上郡吉富町大字直江、奈賀幾次郎CEO)は1月30日、東京証券取引所の特定投資家向け株式市場「TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)」に上場した。
同社は2021年11月設立(中核企業㈱アイエヌライン:02年4月設立)。資本金1億円。23年10月期売上高は84億8500万円。グループ従業員548人。車両台数568台。一般貨物自動車運送事業の㈱アイエヌライン(同、同社長)のほか連結子会社5社を有し、九州地方を中心に全国1府8県に営業所や自社整備工場などの拠点を設け、全国への輸送網を整備している。直近では、中継輸送(スイッチング輸送)への取り組み、大型車の荷台を複数の荷主らでシェアできる混載輸送「シェア便」の提供、運送業向け基幹システム「SMART TRUCK」の開発および提供に力を入れている。今期は売上高が前期比14・3%増の97億100万円、営業利益が55・3%増の1億4500万円、経常利益が2・7%増の1億8600万円、当期純利益が16・2%減の1億3500万円を見込んでいる。同社では「今後も総合ロジスティクス事業を中核に、安全と品質に重きを置きながら、期待に応えるべく一層の企業価値向上に努めていく」と話している。