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東証の新市場区分「スタンダード市場」を選択 シダー
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週刊経済2021年12月7日発行
22年4月の区分変更に伴い
全国にデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)は11月25日、202年4月4日に移行が予定されている東京証券取引所の新市場区分で「スタンダード市場」の選択を決めた。
7月9日付で東京証券取引所から新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果を受領し、「スタンダード市場」の上場維持基準に適合していることを確認。この結果に基づき、11月25日開催の取締役会において、同市場の選択を決議した。今後は同取引所の定める申請スケジュールに従い、所定の手続きを進めていく。東京証券取引所では、上場会社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上を支え、国内外の多様な投資者から高い支持を得られる現物市場を提供することを目的に、現在の市場区分を「プライム」「スタンダード」「グロース」の3つの市場区分に見直す。この中で「スタンダード市場」の上場維持基準は、株主数400人以上、流通株式数2千単位以上、流通株式時価総額10億円以上、売買高が月平均10単位以上、流通株式比率25%以上、純資産額がプラスなどとなっている。
同社は1981年4月設立。資本金4億3228万円。2021年3月期売上高は156億1300万円。従業員2062人。