NEWS

東証と資本市場に関する連携で基本協定 西日本シティ銀行


地場企業の成長段階に応じた支援を協働

㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は12月6日、日本取引所グループ(JPX)傘下の㈱東京証券取引所(以下東証、東京都中央区、宮原幸一郎社長)と資本市場に関する連携についての基本協定を締結した。九州の地域金融機関と東証による地域経済発展に向けた連携は今回が初めて。

協定に基づき、同行と東証は、スタートアップから株式上場(IPO)まで、地域企業の成長ステージに応じた支援を協力して進める。また、資本市場に関連するさまざまな分野において情報交換や知見の共有を図り、人材交流を通じた協力体制を構築する。具体的には、地域企業の上場支援や成長支援を目的とした個別企業への同行訪問を皮切りに、株式上場セミナーや金融経済教室などのイベントを開催していく。両者の協働で地場企業の成長を促進し、地域のさらなる経済活性化や発展に寄与していく。谷川頭取は、「これまで創業支援や地場企業の育成に積極的に取り組むことで蓄積されてきた弊行の企業育成のDNAに、東証の優れたノウハウが加わることで、地域企業に対する支援体制が一層強固なものになる」と話している。

2017年12月12日発行