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東比恵２丁目の社有地に店舗併用立体駐車場 九州建設　完成は８月上旬の予定

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　総合建設業の九州建設株式会社（福岡市博多区博多駅南一丁目、辻長光社長）は現在、同市東比恵二丁目の社有地に店舗併用の立体駐車場を建設している。完成は八月上旬の予定。
　これは同社が所有していた遊休地を再開発することで、同地における土地活用および事業実績の拡充が狙い。場所は国道３号沿い、カシオ福岡ビル北隣り。敷地面積は二千三百二十七平方メートル、建築面積は千三百平方メートル、延べ床面積は五千五百平方メートルの鉄骨づくり五階建て。一階フロアにはテナントが入居し、二階から五階までが立体有料駐車場となる。駐車台数は百九十一台。同物件は四月十五日に着工しており、九月上旬のテナントオープンを予定。現在、テナント入居先および立体駐車場の管理運営企業を募集しており、完成後は同物件の管理業務を委託する方針。同社では「店舗と立体駐車場が一体化した物件を単独で扱うのは今回が初めて。今後もパークアンドライドに対応した都市型空間の設計・施工実績を蓄 積し、様々な立地条件に合ったモデルケースを提案していきたい」と話している。
　同社は一八九四年十月創業、四九年三月設立。資本金は五億千七百五十万円。従業員数は百三十七人。二〇〇二年五月期の売上高は百三十億円。
　辻社長は福岡市出身、一九六五年七月三十日生まれの三十七歳。西南学院大学商学部卒。趣味はドライブ、読書。

2003.04.22 発行　週刊経済より