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東広島市河内町の物流拠点が完成 ランテック


中国地区2拠点目

定温物流や冷凍、冷蔵の食品輸送を手掛ける㈱ランテック(福岡市博多区古門戸町、山中一裕社長)は2月15日、広島県東広島市河内町で建設していた物流拠点が完成した。中国地区は2拠点目。

顧客から中国地区の新たな物流拠点を通じ、配送面の利便化などの物流環境向上の依頼があったため、約1年かけて建設していた。名称は「広島支店第2センター」。場所は河内インター入口交差点北側。敷地面積2万3140㎡。倉庫と事務所を併設した2階建て延べ床面積9945㎡。倉庫は冷凍、冷蔵倉庫で最新鋭のデジタルアソートシステムを配備。省エネ型の「自然冷媒冷凍機」を採用し、Co2の排出量削減と地球温暖化対策に取り組んでいる。そのほか、トラック25台を接車可能なドックシェルターを導入したことで、保管商品が外気温に触れることなく荷さばきができるという。同社は「4月13日には糟屋郡久山町の福岡支店を増床オープンするほか、大阪市住之江区の新築物流拠点も今春完成予定」と話している。

同社は1953年7月設立。資本金5億1980万円。売上高465億円(17年3月期)。従業員約2500人。東京、仙台、大阪など国内34カ所に事業所を構えている。

2018年3月6日発行