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東南ア・欧州の9大学と研究者ネットワーク  福岡女子大学    国際化を推進


 公立大学法人福岡女子大学(福岡市東区香住ヶ丘1丁目、梶山千里理事長・学長)は12月21日、東南アジア諸国連合(ASEAN)と欧州連合(EU)域内の優良9大学との研究者ネットワーク拡大を目的に「ASEAN-EU域内大学コンソーシアム福岡(CASEUF)」を設立した。
 2011年に設立した「アジア地域大学コンソーシアム福岡(CAUFUK)」の成果を基盤とし、新たにEU域内の4大学を加え、若手研究者の交流を軸に、メンバー大学間の学生交流を促進するプログラムや事務系職員の人脈醸成のための研修プログラムなどを実施し、人材の相互交流により海外ネットワークを強化し、同学の国際化を推進する狙い。2017年度からCASEUFサマーコースや遠隔講義による国際共同教育にも取り組む計画。なお、国際地域連合体の課題を検討する意味で、EU離脱を表明したイギリスの大学も参加する。
 参加大学は次の通り。EU域内がミュンヘン大学(ドイツ)、ルーヴァン大学(ベルギー)、ワルシャワ大学(ポーランド)、マンチェスター大学(イギリス)。ASEAN域内がマヒドン大学(タイ)、タマサート大学(同)、ガジャマダ大学(インドネシア)、ベトナム国家大学ハノイ校(ベトナム)、アテネオ・デ・マニラ大学(フィリピン)。