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東南アジア最大のDBS銀行と業務提携 西日本シティ銀行


5月25日に覚書締結

株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、谷川浩道頭取)は5月26日、東南アジア最大のDBS銀行(本店・シンガポール)と業務提携に関する覚書を締結した。

これは東南アジア地域での顧客企業の海外ビジネス支援を強化する一環で、DBS銀行が持つアジアでの幅広いネットワークと中堅・中小企業に特化した金融サービス・ノウハウを、アジアビジネスを展開する顧客企業に提供する狙い。具体的には、シンガポールで法人口座開設を希望する企業のDBS銀行への紹介や支援、シンガポール証券取引所(SGX)への上場を計画する企業へのDBSグループによる上場支援、同行とDBS銀行が連携した信用状取引による企業の輸出入取引の支援、シンガポールでの事業活動に銀行保証が必要な場合の支援など。同行またはDBS銀行、もしくは両行の審査を必要とする。

DBS銀行はDBSグループの中核企業として、シンガポール、香港、中国、台湾、インドネシア、インドなどアジアを中心に18カ国に展開する世界的な金融機関。1968年にシンガポール開発銀行として発足して以来、商業銀行から投資銀行、証券業務に至るまで多岐にわたる金融サービスを展開する。シンガポール本店のSME(Small and Medium-sized Enterprises:中堅中小企業)専門のチームは、中堅・中小企業の経営を様々な角度から支援してきた実績と知見を持つ。総資産は3963億シンガポールドル(約32兆円)。

2017年6月6日発行