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東区筥松と西区愛宕の賃貸住宅2棟を取得 カシムラホールディングス


12棟目の所有物件

マンションの買い取り再販、不動産賃貸事業などの㈱カシムラホールディングス(福岡市中央区白金1丁目、樫村尚明社長)は2月中旬、同市西区愛宕2丁目と同市東区筥松3丁目の賃貸住宅2棟を取得した。  来期(2021年7月期)からの5カ年計画で売上高40億円を目指しており、その半分を自社保有物件による不動産賃貸業で占める計画の一環。1棟目は1989年6月完成のアパート「ステイタス館愛宕Ⅱ」で2月17日に取得した。場所は愛宕音二郎稲荷神社の南東側。敷地面積は265㎡。建物は木造2階建てで、延べ床面積が272㎡、総戸数は12戸で、全戸が1ルームタイプ。1戸あたりの専有面積は20~23㎡。  2棟目は88年3月完成のマンション「フォレスティア筥松」で九大跡地の開発に伴う人口増加を見込み2月21日に取得した。場所は松島けやき通り沿いの地蔵松原公園南側。敷地面積は297㎡。建物は鉄筋コンクリート造りの5階建てで、延べ床面積が538㎡。総戸数は23戸で全戸が1ルームタイプ。1戸当たりの専有面積は約22㎡。物件の再生を念頭に、順次部屋のリノベーションやマンション全体の大規模修繕を実施する。熊本市と鹿児島市の物件を含めて同社12棟目の所有物件。いずれも「OAK VILLA」シリーズに改称する予定。  同社は2015年11月設立。資本金5000万円。従業員数は7人。2019年7月期の売上高は12億円。

2020年3月3日発行