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東区唐原1丁目に車の足回り専門店をオープン イデックスグループ


新たなコンセプトショップとして

石油製品販売大手の㈱新出光を中核とするイデックスグループで福岡、佐賀両県で給油所(SS)を運営する㈱イデックスリテール福岡(福岡市博多区上呉服町、仲野浩志社長)は10月11日、同市東区唐原1丁目にグループ初の車の足回り専門店「ラクのり Plus ドライブサポート九産大前店」をオープンした。
同グループでは、独自のメンテナンス付マイカーリース「ラクのり」の販売専門店「ラクのりショップ」やより高品質なサービスを提供する「コーティングショップ」など専門性や付加価値の高い店舗開発に注力している。今回は近年増加する衝突被害軽減ブレーキなど予防安全機能を搭載したサポカー向けにスキャンツールを用いた機能診断・点検やサポカーに重要なアライメント調整など車の足回りをメインとした専門知識・技術を提供する新たなコンセプトショップとしてオープンした。ダンロップやブリヂストン、ヨコハマの3大タイヤメーカーの商品を揃えるなど、安全なドライブを商品とサービスの両面からサポートする。
場所は国道495号沿い、JR鹿児島本線九産大前駅の北西側で、同社が運営するセルフ九産大前SSに隣接した、ダンロップのタイヤ専門店「タイヤセレクト九産大前」跡地。敷地面積は1047㎡。2階建ての建物は延べ床面積483㎡。タイヤやホイール、ホイールアライメント調整、電装品取り付け、オイル、機能商品、車検、鈑金、ラクのりを含む車販(新車・中古車)、保険などを販売商材として取り扱う。設備面では30インチのタイヤまで対応し、最速20分で4本交換を可能な最新型のタイヤチェンジャーを業界初導入したほか、タイヤの寿命や燃費性能などをチェックする四輪ホイールアライメントテスターを完備。スキャンツールを用いた点検サービスでは、目視で確認できない車の電子システムの健康状態もチェックする。営業時間は午前10時から午後7時まで。従業員は9人体制(アルバイト含む)。
イデックスリテール福岡は1946年10月創業。2014年4月設立。資本金は5000万円。グループ最大の地域ディーラーで福岡、佐賀両県でSSを52店舗展開するほか、整備工場や鈑金工場などを運営。昨年3月新出光本体からその子会社で自動車事業を展開する㈱イデックスオート・ジャパンの100%子会社となり、燃料中心から車関連中心のSS展開という新機軸を打ち出している。

2019年10月16日発行