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東区千早4丁目に新築移転 福岡輝栄会病院
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総事業費70億円超
医療法人輝栄会・福岡輝栄会病院(福岡市東区千早5丁目、中村吉孝理事長)が福岡市東区千早4丁目に70億円以上を投じて建設していた新病棟が完成し、6月18日に移転、6月20日に診療開始した。
場所は福岡市消防局東消防署向かい、千早中央公園の隣。新病院は7階建てで敷地面積は5421㎡、延べ床面積は旧病棟の1・5倍の1万5237㎡。病床数は一般病棟126床、ハイケアユニット(HCU・高度治療室)8床、回復期リハビリテーション病棟42床、地域包括ケア病棟38床、療養病棟45床の合計259床。外来診察室は20室。常勤スタッフは約400人。中村理事長は「新築開業に伴い、人員と設備を増強し、受け入れ能力が向上した。地域に根差し、選ばれる病院を目指していきたい」と話している。
同院は1961年1月に中村小児科診療所として創業。97年4月に福岡輝栄会病院へ名称変更。2007年4月に医療法人輝栄会を設立。既存病棟の老朽化に伴う増改築を予定していたが、近隣に土地が取得できたことから新築移転し、地域密着の診療体制を強化した。
2018年7月31日発行