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東区下原に受け取りステーション フードバンク福岡


県内4拠点目

食を通して生活困窮者を支援するNPO法人フードバンク福岡(福岡市南区鶴田4丁目、雪田千春理事長)は10月30日、同市東区下原4丁目に食材の受け取りステーションを開設した。
子ども食堂の数が多くニーズの高い福岡市東部エリアに対応したもので、県内では4拠点目の開設。場所は国道3号の下原中央交差点そばのBRANCH福岡下原内。名称は「下原ベース」。店舗面積は約23㎡。併設している古紙回収スペース「エコスポ」のタッチパネル機器を活用したポイントや現金の寄付機能も備えた。スタッフ数は2人。毎週月曜の午前10時から午後2時まで対応している。同法人では「新拠点は商業施設が併設していることで買い物のついでに訪れてくださる方が多い。今後も需要に合わせて提供団体を増やすことや会員の充実が課題」と話している。
同法人は2017年7月設立。食品ロスの削減と生活困窮者支援活動を展開。県内4拠点で企業や農家、個人から提供された食材を福祉施設や個人に届ける。会員約25人。

2019年12月10日発行