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東区の事業所に「おとなの学校メソッド」導入  介護サービス九州    4月1日、城西に次いで2校目


 居宅介護・訪問介護支援事業、福祉用具レンタル事業の介護サービス九州株式会社(福岡市早良区西新7丁目、渡辺弘幸社長)は9月1日、同市東区箱崎ふ頭3丁目のデイサービス事業所に学校形式の高齢者向けケア「おとなの学校メソッド」を導入し、同校を開校した。
 高齢者の生活意識や自立意識を高める目的で、介護デイサービス「おとなの学校」FC事業を手掛ける株式会社おとなの学校(東京都千代田区、大浦敬子社長:ピュア・サポートグループ代表)とメソッド(手法)契約を結び、教材およびプログラムを利用するもの。今年4月に開校した「つくしんぼのデイサービス城西」(同市早良区井城西2丁目)に次ぐ2校目となる。場所は国道3号名島橋西交差点近く、市営箱崎ふ頭団地から約100m南側で、事業所名は「つくしんぼのデイサービス箱崎」。同サービスはデイサービスで行われる機能訓練やレクリエーションを国語や算数、体育、音楽、社会などに置き換え、授業という形で提供する介護手法。午前9時半のホームルームで始まり、教科授業(一日5限)を経て、午後4時45分のホームルームで終了する。
 同社では「利用者さまとの会話を軸に、いきいきと学び意欲を高め、楽しく前向きで毎日通いたくなるデイサービスに取り組んでいく」と話している。
 同社は2000年1月設立、資本金は3000万円、従業員数は42人。16年3月期の売上高は4億9100万円。