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東京都港区新橋2丁目にアンテナショップ 久留米市


周辺4市2町の商品を出品

久留米市(楢原利則市長)は7月22日、東京都港区新橋2丁目にアンテナショップをオープンした。

施設名は「久留米館」。場所は外堀通り沿いにあるオフィスビル「SNTビル」1、2階。運営委託先は0A機器、オフィス家具販売などの㈱かがし屋(うきは市吉井町清瀬、半田元博社長)。

国は数年前から、地方公共団体間の新たな広域連携の促進を図ることを目的に「連携中枢都市圏」の形成を募集しており、久留米圏域にあたる同市、大川市、小郡市、うきは市、大刀洗町、大木町は、16年2月に同域内において人口減少の進行を見据え、圏域内の経済、生活面の向上を相互協力する「久留米広域連携中枢都市圏連携協約」を、福岡県内で初めて締結した。その一環として、アンテナショップを通じ同4市2町の経済面強化と人口増加を目指すため、伝統工芸品や、同所内企業の商品PRや観光、移住案内の役割を担う。

1階は90㎡あり、各地の地酒や農産物、菓子類など食品500品目を販売。2階は96㎡で、久留米絣を使用した工芸品など100品目をそろえ、試食コーナーと観光、移住相談ブースを設けている。ターゲット層はサラリーマン層や地元出身者。スタッフは11人(アルバイト含む)。営業時間は午前10時から午後8時まで。久留米市は「4市2町の企業商品の販路拡大や、来館者のUターン、Iターンのきっかけになれば」と話している。

2017年8月1日発行