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東京証券取引所の新市場区分「プライム市場」を選択 ミスターマックス・ホールディングス


週刊経済2021年9月22日発行

来春の区分変更に向けて

大手ディスカウントストア・㈱ミスターマックスを中核とする㈱ミスターマックス・ホールディングス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)は9月9日、東京証券取引所の新市場区分において「プライム市場」を選択することを決めた。

同社は今年7月9日付で東京証券取引所から新市場区分における上場維持基準への適合状況に関する一次判定結果を受領し、「プライム市場」の上場維持基準に適合していることを確認。この結果を受けて取締役会において「プライム市場」を選択することを決議した。今後は同取引所が定めるスケジュールに基づき、新市場区分の選択申請に係る所定の手続きを進めていく。

東京証券取引所では上場会社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上を支え、国内外の多様な投資者から高い支持を得られる現物市場を提供することを目的に、来年4月4日から現在の市場区分を「プライム」「スタンダード」「グロース」の3つの市場区分に見直す。この中で優良企業が属するとされる「プライム市場」の上場維持基準は、株主数800人以上、流通株式数2万単位以上、流通株式時価総額100億円以上、売買代金が1日平均売買代金0・2億円以上、流通株式比率35%以上、純資産がプラスなどとなっている。