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東京五輪聖火ランナーの公募スタート 福岡県


県内20市町村を廻る

福岡県(小川洋知事)は7月1日、東京オリンピックの聖火リレー聖火ランナーの公募をスタートした。受付締め切りは8月31日。
東京五輪開幕前に全国各地で開かれる聖火リレーで福岡県内20市町村を走るランナーを22人募集する。聖火リレー開催日時は来年5月12日と13日の2日間。福岡県での応募条件は、2008年4月1日以前に生まれた人で、原則、福岡県にゆかりがある人としている。1人あたりの走行距離は約200m。
応募方法は6月24日に開設された専用ホームページの応募フォームから必要項目を入力、または応募用紙に記入する。記入項目には、自己PRや応募動機があり、第3者から推薦も必要。受け付け終了後、「東京2020オリンピック聖火リレー福岡県実行委員会」が選考を実施し、その後、東京五輪、パラリンピック競技大会組織委員会に推薦。その後同委員会が当選者を決定し、今年12月以降に発表される見通し。
福岡県での聖火リレーは大牟田市から出発し、筑後市、糸島市、久留米市、春日市、朝倉市、東峰村、太宰府市、志免町、福岡市と巡り博多駅前広場で1日目の聖火到着を祝うイベント「セレブレーション」を実施。2日目は築上町から出発し、田川市、添田町、飯塚市、桂川町、宮若市、宗像市、中間市、福津市、北九州市と巡り、最後は、北九州市の門司港・関門海峡ミュージアムイベント広場でセレブレーションを実施する。
県では、九州北部豪雨からの復旧が進む東峰村の筑前岩屋駅周辺や、世界文化遺産に登録された福津市の宗像・沖ノ島と関連遺産群の新原・奴山古墳群といった箇所でのリレーを見どころにしているという。

2019年7月2日発行