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東京・新橋1丁目のホテルを7月着工へ  JR九州    新宿に続く首都圏2号店


九州旅客鉄道株式会社(JR九州、福岡市博多区博多駅前3丁目、青柳俊彦社長)は、NTT都市開発株式会社(東京都千代田区、牧貞夫社長)と同港区新橋1丁目で開発を進めているオフィス・ホテル複合施設を今年7月めどに着工する。
NTT都市開発が事業主として進める同開発事業で、15年11月に両社は基本協定を締結し、ホテル出店に向けて協議を進めていた。首都圏におけるJR九州グループのホテルとしては2014年8月に開業した「JR九州ホテル ブラッサム新宿」に続く2号店。新橋は日本の鉄道の発祥地であり、同所は国際的なビジネス・観光の拠点として発展する同エリアの中でもJR東日本、地下鉄、ゆりかもめの各新橋駅まで徒歩圏という好立地。施設は1階に街に開かれた緑豊かな憩いの広場を計画するなど同地区のランドマークビルを目指すなか、JR九州では新ホテルを宿泊主体型プレミアムタイプ「ブラッサム」ブランドの旗艦ホテルと位置付け、20年の東京オリンピックに向けて、ホテル開発を進めていく。
同複合施設は敷地面積が3072平方m。建物は地上27階、地下2 階建てで、延べ床面積が約3万6100平方m。そのうちホテルが入居する18~27階は延べ床面積が約1万400平方m。客室数は267室を予定し、付帯施設としてレストランやフィットネスジム、会議室を設ける。運営はJR九州ホテルズ株式会社が担う。複合施設完成は19年7月、ホテル開業は同年秋を予定している。同ホテルの開業で、JR九州グループのホテルは16 施設(2822室)となる予定。