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東京オフィスに本社機能移転 ウェルモ


増資に伴う首都圏での事業拡大に備え

介護事業者向けシステム開発の㈱ウェルモ(福岡市博多区博多駅東1丁目、鹿野佑介社長)はこのほど、東京都千代田区霞が関3丁目の東京オフィスに本社機能を移転した。
同社は6月、フェムトパートナーズ㈱やアイ・マーキュリーキャピタル㈱、㈱SXキャピタルを引き受け先に4億5000万円の第三者割当増資を実施しており、今後の関東都心部での事業拡大に備えたもの。場所は地下鉄虎ノ門駅北西側、霞が関ビルディング 5階。同オフィスには現在、スタッフ20人弱が在籍しているが、鹿野社長も常駐し、スタッフも増員する。今後は居宅介護支援事業所や地域包括支援センター向けに介護保険内外サービスの検索・登録・管理するWebシステム「ミルモ」の事業展開に向けて現地採用にも力を入れていく予定。登記上の本社は福岡のままで、県内では引き続き放課後等デイサービスの拠点拡大に取り組んでいく。同社では「今夏には横浜市に拠点を設ける予定。今後も必要があれば展開エリアごとに拠点を開設していきたい」と話している。
同社は2013年4月設立。資本金5億5325万円円。従業員数47人。ミルモは居宅介護支援事業所・地域包括支援センター向けに介護保険内外のサービスの検索・登録・管理機能を設けたWebシステム。検索カテゴリーとキーワードから、利用者に適した支援やサービスを検索でき、Webサイト、専用タブレットと冊子などで閲覧が可能。福岡市近郊で約1・5万件導入されている。

2018年7月10日発行