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東京のIT会社とAIに関する共同研究 九州工業大学


週刊経済2021年4月27日発行

飯塚市にサテライトオフィスを開設

国立大学法人九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町、尾家祐二学長)は4月15日、基幹システム開発などの㈱テクノスジャパン(東京都新宿区、吉岡隆社長)と企業の商流、物流のAI化に関する共同研究を開始した。
「商流・物流の運用知識体系化とその応用に関する研究」をテーマに、企業間取引の効率化を図るため、商流、物流で発生した問題点の検知と、解決方法に関する知識や経験の機械化を目指すもの。商流、物流データを企業間でつなぐ独自プラットフォームを構築するなど知見を持つテクノス社と、飯塚キャンパス(飯塚市川津)に拠点を構える情報工学部が有する人の知識の体系化に関するノウハウを組み合わせて、企業間の受発注、物流業務の効率化、見える化を図るシステムの構築、および実用化を目指していく。研究開始に伴い、同日付で飯塚市幸袋のインキュベーション施設「飯塚市新産業創出支援センター」内B209号室にサテライトオフィス「テクノスジャパン e-ZUKAイノベーションラボ」を開設。事務所面積は49㎡で、九工大から教職員2人、テクノス社から社員1人を派遣する計画。