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東京のITセキュリティ社とAI活用で共同研究 九州工業大学


サイバー攻撃を防御する次世代データ分析で

国立大学法人九州工業大学(北九州市戸畑区仙水町、尾家祐二学長)は9月1日、情報セキュリティ業の㈱ラック(東京都千代田区、西本逸郎社長)とAIを活用したサイバー防御の共同研究を開始した。
デジタル化が進みサイバー攻撃の複雑化が社会の脅威になる中、兆候を検知し未然に防御することで、サイバー攻撃被害の極小化につなげる狙い。同大学中村研究室(大学院情報工学研究院、中村貞吾准教授)のAIに関する知見と、ラックが持つセキュリティサービスの知見と膨大なデータ、世界中の脅威情報収集基盤から集められる鮮度の高い有益なデータを融合。AIを活用した次世代データ分析手法の実現や、新たなデータ処理手法とアルゴリズムの確立などを目指すという。

2019年9月25日発行