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東京のDATAFLUCTとパートナーシップ chaintope


週刊経済2022年7月26日発行

環境価値創造に関する

ブロックチェーン技術開発の㈱chaintope(チェーントープ・飯塚市幸袋、正田英樹社長)は6月28日、データ収集、分析などの㈱DATAFLUCT(データフラクト・東京都渋谷区、久米村隼人社長)とカーボンニュートラルなどの環境価値創造に関するパートナーシップを締結した。
chaintopeは、ネット上のデジタル空間で、いつ誰が何をしたかを記録・共有できるブロックチェーン技術を開発。DATAFLUCTは、カーボンニュートラルへの取り組みに参加するための環境価値流通プラットフォーム「becoz(ビコーズ)」を展開している。今後は省電力やエネルギーマネジメント効率化などで創出された環境価値をbecozで換算し、それらをchaintopeのブロックチェーン技術によって電子証書化する。改ざん不可能な証書として受け渡しを可能にすることで、個人間や、自治体と公共事業主間などで、環境価値をやり取りできる仕組みを目指す。正田社長は「今後両社の技術の掛け合わせにより、自律分散型の新たなモデル構築とサービス提供ができると確信している」と話している。
同社は2016年12月設立。資本金2億3500万円。決算期3月。従業員16人。