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東京の総合アパレル会社傘下に Laline JAPAN 経営陣は続投、店舗開発に注力
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自然派化粧品販売のLAline(ラレイン) JAPAN株式会社(福岡市中央区高砂2丁目、レヴィ・トニー社長)は6月1日、総合アパレル企業の株式会社TSIホールディングス(東京都港区青山5丁目、斎藤匡司社長)に発行済み株式の70%に当たる98株を譲渡、同社傘下となった。
同社が取り扱う自然派化粧品が天候や景気に左右されにくく国内外で需要が高いことからTSIに注目され、契約に至った。また、TSIは有力なディベロッパーと関係が深く、店舗拡大において協力を得られることから、今後も全国で出店を進める同社の意向と一致した。5年で50店舗、売上高30億円を目指す。残りの株は引き続きレヴィ社長が保有し、経営陣も続投する。
同社の浦田さつきマネージャーは、「当社だけでは得られないノウハウを取り入れ、企業の規模やスキルを高めるとともに、顧客サービスの質や従業員満足度の向上に努めていきたい」と話している。
Laline JAPANは2010年7月設立。イスラエルで企画・製造された化粧品の輸入総代理店。2011年2月に東京・表参道に第1号店をオープン。死海の塩を使った主力商品が人気で、福岡県内に4店舗、全国で20店舗を展開しており、海外ではハワイに2店舗、また、現在香港で出店に向けた準備を行っている。2015年度6月の売上高は10億8700万円。2016年度6月の売上高は13億円を見込んでいる。
TSIホールディングスは東京スタイルとサンエー・インターナショナルの統合により、2011年6月設立。資本金150億円。2016年度2月の売上高は1672億1100万円。子会社およびグループ企業の事業活動の管理を事業とする。