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東京の地球システム科学を子会社化  FCホールディングス


環境分野の強化図る

コンクリート二次製品を製造、販売する㈱ディーシー(福岡市東区多の津5丁目、長谷川哲男社長)は、東証2部上場でコンクリート二次製品や落石、土砂防護柵などを製造、販売する㈱ベルテクスコーポレーション(東京都千代田区麹町5丁目、土屋明秀社長)に全株式を譲渡、4月1日から完全子会社として事業を開始している。
コンクリート二次製品製造販売の中でも㈱ディーシーではマンホールなど下水道用製品をメインに展開している。近年、公共工事が減少傾向にあることから、防災や減災のノウハウ、高い供給力などを強みとする㈱ベルテクスコーポレーションの傘下となり、防災や減災事業を主軸にしていきたい考え。㈱ディーシーの工場での製品製造や土砂災害防止、早期復旧に向けた事業を推進していく。また、㈱ベルテクスコーポレーションは、東北から中国地方にかけて事業展開しており九州地区での基盤強化を図る。  長谷川社長は「災害に強い商品のラインナップを強化し、九州における国土強靭化の役に立ちたい」と話している。
㈱ディーシーは1959年12月設立。資本金5000万円。決算期3月。従業員数40人。長谷川社長は福岡市出身。1972年3月14日生まれの47歳。西南学院大学卒。趣味は釣り
㈱ベルテクスコーポレーションは2018年10月設立。資本金30億円。

2020年4月14日発行