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東京のプレコフーズと包括的業務提携  三友通商グループ


民間企業との提携は初

運送事業の三友通商グループ(筑紫野市上古賀、寺﨑秀嗣代表)は7月15日、業務用総合食品卸の㈱プレコフーズ(東京都品川区南大井、髙波幸夫社長)と包括的業務提携を結んだ。
民間企業との提携は今回が初。もともと取引があるプレコフーズは肉・魚・野菜の食材を取り扱い、2万4千件の顧客を持ち、都内のシェア率は20%を超える。今回の提携の具体的内容は未定だが、提携事項の3本柱として「それぞれの会社の強みである事業運営ノウハウの交換」「人的交流による資質向上」「経営資源の効率的な運用」を掲げる。
当日、プレコフーズ本社で行われた調印式で、寺﨑代表は「あくまで業務的にお互いの強みを出すことが基本で、長い目で見ながら両社が良くなる方向性に向かっていけばと思う。今後両社にとって都合が良ければ、他の会社と提携を組むこともあり得る」と語った。一方、プレコフーズの髙波社長は「今回の提携が両社にとって実り大きいものとなり、両社の発展、飛躍に寄与するよう心から願っている」と語った。

2020年8月4日発行