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東京のデジタルガレージと起業支援で連携 福岡地域戦略推進協議会


アクセラレータプログラムの実施など

福岡の成長戦略、国際競争力強化に向けた産学連携組織・福岡地域戦略推進協議会(略称FDC、福岡市中央区天神1丁目、麻生泰会長)は9月21日、インターネットサービスなどの㈱デジタルガレージ(以下DG、東京都渋谷区、林郁社長)と、福岡市における起業支援での連携に合意した。

DGは、サンフランシスコにおけるコワーキングスペーズ「DG717」の運営、大手企業や自治体が新興企業に出資や支援をすることで事業共創を目指す「オープンネットワークラボ」などの運営をはじめとした起業の支援ノウハウ、実績を持ち、国内外における豊富な投資ネットワークを所有。拠点を、9月にFDC内に新規に創設した組織「FDC Launch Program(FLaP)」内に置き、今後はDGが中心となって福岡における起業家精神の啓発活動,スタートアップ企業の経営支援など、雇用創出や地域経済の発展を目指す。

具体的な取り組みは、福岡スタートアップ企業とグローバル企業をつなぐアクセラレータプログラムの実施、DGと大和証券の合弁ベンチャーキャピタルとの連携など。また研究開発組織「DG Lab」と連携することでブロックチェーンや人工知能、AR・VR、セキュリティ、バイオテクノロジーといった先端分野におけるスタートアップ企業との実証実験なども遂行する。

2017年10月31日発行