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東京のシステム企業から300万円を資金調達  ウイングドア    パートナーシップ関係を構築


 Webシステムサービスの受託開発・運営を行う株式会社ウイングドア(福岡市中央区大宮2丁目、福原健吾社長)は9月8日、Webアプリケーションシステム開発のビヨンド・パースペクティブ・ソリューションズ株式会社(東京都新宿区西新宿6丁目、渡辺正毅社長、以下BPS社)を引受先として300万円の第3者割当増資を実施した。
 BPS社とのパートナーシップ関係構築に伴うもの。この提携で、同社はBPS社の技術力を共有して自社開発に注力するとともにBPS社を通じたネットワークで販売先を確保。また、調達した資金を活用し、人材の新規採用にも取り組む。BPS社は同社を西日本の拠点として位置づけることでさらなる事業展開に注力する。
 今回の出資では価値算定や財務状況の確認などは行われず、両社の社長で1株の値段を決定した。持ち株比率は同社が9割、BPS社は1割未満。今後も経営体制に変更はない。
 同社は2013年10月設立。資本金は600万円(資本準備金含む)。従業員は6人。
BPS社は2007年10月設立。資本金は4996万円。電子書店サイトや塾基幹システム、電子書籍配信ソリューション開発などを手がけている。