東京のウイングアーク１ｓｔと資本業務提携　オングリットＨＤ

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週刊経済2023年4月18日発行

２月２８日

橋梁などの点検、調査を手掛けるオングリットホールディングス㈱（福岡市博多区上牟田１丁目、森川春菜社長）は２月２８日、帳票や文書管理事業のウイングアーク１ｓｔ㈱（東京都港区六本木３丁目、田中潤社長）と資本業務提携の契約を締結した。
オングリット社が保有するロボットを使った構造物点検のデータと、ウイングアーク社のソリューションを連携し、橋梁などの不具合などの現状把握やメンテナンスに役立てるサービスの開発が狙い。工場や水族館など建物の点検、老朽化に対応するサービスを想定している。また同日、ウイングアーク社はオングリット社の発行済株式総数の１９・３％（４万１０２５株）を取得した。森川社長は「点検に携わるサービスという軸はそのままに、サービスの対象を広げていきたい」と話している。
森川社長は大阪市出身。１９８６年１月９日生まれの３７歳。大阪市立泉尾高校卒。趣味は旅行。
同社は２０１８年１１月設立。資本金４億３６００万円（資本準備金含む）。従業員数６０人（アルバイト含む）。決算期１０月。