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東京―福岡線で最新機エアバスA350機を運航開始 日本航空
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1日3往復投入
日本航空㈱(=JAL=赤坂祐二社長)は9月1日、国内航空会社で初めて導入した最新機エアバスA350―900型機を東京―福岡線に投入、運航を開始した。
同機は、JALの国内線で主力となるボーイング777の後継機種として約20年ぶりに導入した最新型機。座席数は369席。機体に炭素繊維複合材、エンジンに英国・ロールスロイスの新世代エンジンTrentXWBを搭載することで、従来機材との比較でCO2排出量を25%減したほか、ファーストクラス、クラスJ、普通席の全クラスの席に個人モニター、パソコン用電源、大型収納スペースなどを完備した点が特徴。当面、JALが運航する東京―福岡線の1日17往復(34便)のうち、1日3往復(6便)でスタート。2号機、3号機が就航する10月以降、4往復(8便)まで増やし、20年には半数以上に投入されるという。
就航初日の1日には、羽田、福岡両空港で記念セレモニーが開かれた。福岡発で初便となる318便(午後3時発)の出発に合わせ、福岡空港国内線7番ゲートで開かれたセレモニーでは、九州支社の溝之上正充九州・山口地区支配人、A350運航部の立花宗和部長らが新機材導入に対する思いや意気込みを語った後、客室乗務員らと記念撮影に臨んだほか、乗客全員に搭乗証明書や6種のステッカー、モデルプレーンなどの記念品が手渡された。福岡支店広報によると、初便の乗客数は羽田発が満席の369人、福岡発がほぼ満席の361人だった。
2019年9月10日発行