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東九州道一部区間が4車線化へ、服部知事「大変嬉しい」 福岡県
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週刊経済2024年3月12日発行号
決定受けコメント、経済や観光の波及効果に期待
福岡県の服部誠太郎知事は3月2日、国土交通省が公表した「高速道路の暫定2車線区間の4車線化」の候補箇所に、東九州自動車道が選ばれたことについて、「お願いを続けてきただけに、大変嬉しい」などとコメントした。
国交省は総額約3560億円の複線化事業の対象に、12道県11区間を選定。東九州自動車道で候補となった区間は、みやこ豊津ICから築城IC間(約1・2㎞)。さらに、準備調査候補箇所として、行橋ICからみやこ豊津IC間(約5・5㎞)も選ばれている。
県は開通間もない段階から、複線化に向けた要望活動を続けてきた経緯があり、服部知事は今回の決定を受け、「4車線化の実現により、沿線地域の経済活動の促進、観光振興、安全性や高速性の確保、災害時の緊急輸送など様々な効果が期待される」とアクセス強化に伴う波及効果に期待を寄せ、「これまで、県議会や関係市町とともに、早期の4車線化を強くお願いしてきただけに、大変うれしく思う」とコメントを発表している。