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来春、古賀市に看護大学開学を予定  福岡女学院    福岡東医療センターと連携


 学校法人福岡女学院(福岡市南区曰佐3丁目、徳永徹理事長)は、古賀市の福岡東医療センター(古賀市千鳥1丁目、上野道雄院長)と連携し、2008年4月、「福岡女学院看護大学」の開学を予定している。
 同センターや地方自治体からの要望を受け、センター隣接地に開学するもの。コースは4年制の看護学部看護学科のみ。募集人数は1学年100人(女子のみ)。主なカリキュラムは、看護学実習科目、英語や心理学などの教養科目。取得できる資格は、看護師と保健士。隣接する医療センターも同時に病棟の新築を予定しており、同大学と緊密に連携した体制を整えていく方針。
 同学院は、「一流の教授陣の支援で、技術的にも精神的にも高度でバランスの取れた看護教育を行なう。医師や理学療法士と連繋してチーム医療のかなめとして働く訓練や地域ニーズにあった教育を目指す」と話している。

 4階建て新キャンパスを建設

 また、同学院は、看護大学開設に伴い、4階建て新キャンパスを建設する。着工は2月末日。完成は08年1月。
 場所は、古賀市千鳥1丁目、「久保団地バス停」そば。福岡東医療センター西側隣接地。敷地面積1万7,000平方メートル。フロア面積約6,000平方メートルの4階建てを予定。広めの実習室、大教室、図書室、コンピューター室、学生ラウンジを完備した校舎となる。
 同学院は、「600床以上を持つセンターと隣接している立地条件を生かし、現場に近い環境で高度な科学と看護技術を身につけることのできる環境、設備を充実させていきたい」と話している。
 同学院は1885年創立。幼稚園、中学校、高等学校、短期大学部、大学、大学院、生涯学習センターを持つほか、福岡市中央区天神2丁目にサテライトを開設している。