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来年4月に複写管理システムを発売  日立システム九州    国内大手地図メーカーなどと共同開発


 日立製作所100%子会社で情報システム開発販売の株式会社日立システム九州(福岡市早良区百道浜2丁目、市山信也社長)は、来年4月の発売をめどに地図のコピー状況を管理する「複写管理システム」を開発している。
 国内大手の地図メーカーと複写機メーカーとの3社共同開発事業で、地図のコピー状況を複写機が管理し、著作権を持つ地図メーカーに情報送信するシステム。著作権侵害防止対策に活用でき、将来的に地図のみならず本屋楽譜など出版社に売り込む。
 市山社長は「日立製作所からの請負事業のみならず、自社開発を積極化していきたい」と話している。
 同社は2002年4月設立。資本金は1億円。07年3月期売上高は90億円。従業員は250人。