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来年8月の高架化に合わせ「まちづくり協定」 春日市、大野城市、西鉄
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週刊経済2021年6月8日発行
天神大牟田線連続立体交差事業
春日市(井上澄和市長)と大野城市(井本宗司市長)、西日本鉄道㈱(林田浩一社長)は5月19日付で、西鉄天神大牟田線下大利―春日原間の連続立体高架化に合わせ、まちづくり協定を締結した。
県が総事業費約659億円をかけ、2003年度から事業化した同区間の連続立体高架事業が来年8月に高架化されることを見据え、協定を交わした。協定内容は駅や高架化によって生まれた空間を中心としたにぎわいづくり、歩行者通行区間の整備、交通結節点としての駅機能強化など6項目。19日に県千代合同庁舎で締結式があり、春日市の井上市長、大野城市の井本市長、西鉄の林田社長がそろって出席し、協定書を交わした。
下大利―春日原間の延長は3・3キロ(大野城市=2・74キロ、春日市=560メートル)。高架化によって12カ所の踏切が撤去されることで、交通渋滞の緩和が期待されるほか、3駅周辺や高架化によって生まれる空間利活用がまちづくりの課題とされていた。