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来年5月に飲酒運転防止システム エフェクト
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バスや運送会社向けに
組み込み式システム開発の㈱エフェクト(福岡市博多区博多駅南2丁目、光安淳社長)は来年5月をめどに初の自社パッケージ商品としてバスや運送会社向けに「飲酒運転防止システム」を発売する。
2015年10月から開発に着手し現在県内の運送会社などで実証実験している段階で、販売のめどがついたため商品化するもの。センサー本体はたばこケースほどの大きさで、ハンドル奥など運転手の口から50〜80センチほど離れた箇所に設置し呼気中のアルコール濃度を高い精度で測定できる。検知した情報は運転席下などに設置する中継器を通じて管理者に伝えられる。販売価格は5万円を予定する。光安社長は「今後はセンサー機能をアルコール検知以外にも運転手の体温や心拍の測定など健康管理にも対応させたい」と話している。
同社は2012年4月設立。資本金1000万円。従業員14人。今年3月優れたソフトウェアや企画を評価する「第9回フクオカRuby大賞」で「mruby特別賞」を受賞している。17年12月期の売上高は前期比40%増の1億4000万円を見込む。
光安社長は福岡市南区出身。1974年7月28日生まれの43歳。東福岡高校‐佐賀大学大学院工学系研究科卒。99年4月昭和電工にプラントエンジニアとして入社。2001年アルファシステムズに入社しSEとして10年勤務。12年4月にエフェクトを設立。15年6月(一社)組込みシステム技術協会(JASA)の九州支部長に就任。趣味はスポーツ観戦。
2017年10月24日発行