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来年4月に統合新会社「コカ・ジャパン」発足 コカ・コーラウエストとコカ・コーライースト
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コカ・コーラウエスト株式会社(福岡市東区箱崎7丁目、吉松民雄社長)とコカ・コーライースト株式会社(東京都港区、カリン・ドラガン社長)は、来年4月に経営統合する。
コカ・ウエスト社を存続会社として、コカ・イースト社1株に対してコカ・ウエスト社の0・75株を割り当てる株式交換および吸収分割を併用することで持ち株会社に移行。新会社名は「コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社」とし、本店は福岡市、本社機能は東京都に置く。新会社の社長には吉松民雄コカ・ウエスト社長が就任する。
清涼飲料各社間の販売競争が激化する中、経営統合により、コカ・コーラボトリングビジネスを一元的に管理・運営することでビジネス効率化を図るとともに、人材の有効活用や生産性向上など統合後3年間で約200億円のシナジー効果を見込んでおり、ボトラーとしての基盤強化を目指す。統合後の売上高は単純合算で1兆円を超え、サントリー食品インターナショナルの国内事業を抜いて、飲料メーカーとしては国内首位となる。事業営業エリアは1都2府35県、コカ・コーラブランド製品の国内販売数量の約86%を占める。
コカ・ウエスト社は1960年に「日米飲料株式会社」として設立。1999年以降、5つのコカ・コーラボトラーと経営統合し、現在では総人口約4500万人の近畿、中国、九州エリアの2府20県で事業を展開。国内コカ・コーラブランド製品の販売数量の約35%を占めている。資本金は152億3100万円、連結売上高は4404億7600万円(2015年12月期)、従業員数(単体)は1637人。
コカ・イースト社は1956年に設立した国内初のコカ・コーラボトラー「東京コカ・コーラボトリング株式会社」を含む関東、東海エリアのコカ・コーラボトラー4社の経営統合により、2013年7月に発足。昨年4月には仙台コカ・コーラボトリング株式会社を完全子会社することで、現在では総人口約6600万人の南東北、関東、東海地域の1都15県で事業を展開し、国内でのコカ・コーラブランド製品の販売数量のシェアは約51%。資本金は64億9900万円、連結売上高は5631億6200万円(2015年12月期)、従業員数(単体)は4433人。