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来年4月から4学期「クォーター制」を導入 中村産業学園


週刊経済2024年4月3日発行号

科目特性に応じた授業期間を設定

九州産業大学および九州造形短期大学部を運営する中村産業学園(福岡市東区松香台2丁目、津上賢治理事長)は3月21日、2025年度から同大学・短期大学部を対象に1年間を4つの学期に分けて授業を行うシステム「KSUクォーター制」を導入することを明らかにした。
同学園ではこれまで2学期制(セメスター制)を導入してきたが、同大学が掲げる中期計画(2021年度~30年度)「文理芸融合のグローバル総合大学へ」を背景に、その実現と豊かな感性を持った専門性の高い人材を輩出する目的で実施するもの。クォーター制を導入すれば、九州では九州大学、九州工業大学、長崎大学、福岡女子大学、長崎県立大学、立命館アジア太平洋大学などが導入している。
クォーター制では1年間を4学期に分けて授業を行う。週2回開講の「クォーター型」、クォーターを跨いで実施する「連結クォーター型」、科目を分割してクォーターで完結する「分割クォーター型」があり、それぞれ科目の特性に応じた柔軟な授業期間を設定。独自のクォーター制でより高い教育効果が期待できるという。さらに、「授業選択を工夫・調整することで留学のチャンスが広がるほか、長期のインターンシップやボランティア参加など、チャレンジしたいことへの選択肢が広がる」(広報課)としている。
同学園では独自のクォーター制を導入し、教育研究を支援・推進する「KSUクォーター制プラットフォーム」構築。全学的教育改革を実施する方針。津上理事長は「新たなカリキュラム構築によって柔軟な学習計画を組むことができる仕組みづくりなど学修環境を整備する。同時に、留学・就職支援制度など既存プログラムの見直しや教員の働き方改革、研究力向上を目指すKSUサバティカル制度の導入など大学運営全体の効率化も図っていく」と話している。