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来年4月、事業効率化・最適化を目的に合併 西部ガスグループの大牟田ガスと大牟田ガスエネルギー


週刊経済2021年9月7日発行

西部ガスグループの都市ガス供給・販売の大牟田ガス㈱(大牟田市泉町、小川信次郎社長)とLPガス販売の大牟田ガスエネルギー㈱(同市浜田町、相良英夫社長)は、来年4月1日付で合併する。
大牟田エリアで都市ガス、LPガスを販売する両社がもつエネルギー事業のノウハウと経営資源を大牟田ガスに集約し、サービス品質の向上によるグループのエネルギーシェアの拡大と重複コストの解消によるグループ事業の効率化・最適化を図る。合併後の社名は大牟田ガス㈱(同)。資本金は2億円。事業内容は都市ガスの供給・販売、LPガスの販売、オートガスの販売。西部ガスHDでは「合併当事者である2社は連結子会社のため、合併による連結収支への影響は軽微」としている。
大牟田ガスは1918(大正7)年2月設立。資本金は2億円。都市ガス需要家数は1万2263件(2020年3月末)。
大牟田ガスエネルギーは2005(平成17)年1月設立。資本金は6千万円。営業エリアは大牟田市、柳川市など筑後地区および熊本県荒尾市、玉名市など。