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来年2月に福岡―台北線を新就航 台湾のスターラックス航空


週刊経済2021年12月7日発行

11月24日から航空券発売

台湾の新規航空会社・スターラックス航空(台北市、張國煒董事長=中国語名・星宇航空)は来年2月7日、福岡―台北線を新規就航、11月24日午前11時から航空券を発売した。
日本路線では東京(成田)、大阪(関西)に次ぐ3路線目。世界的な渡航制限の緩和やワクチン接種率の増加による航空需要の回復を見据え、福岡線の就航を決定した。2月は週1往復(木)で運航を始め、3月から週2往復(火、木)に増便する予定。使用機材はエアバスA321neo(ビジネスクラス8席、エコノミークラス180席の計188席)。2月の運航ダイヤは福岡発が午後2時45分で、台北着が同4時25分着。台北発が午前10時30分で、福岡着が午後1時45分。
同社は「福岡線の新規就航で九州から台湾へのアクセスがより便利になる。また、21年末までにエアバスA321neo型機2機の導入を予定しており、さらなる日本路線の拡大を図り、日台の需要往来に応え、アジア地域での成長戦略を遂行していきたい」としている。同社は2018年5月に設立。19年12月にAOC(国際運送事業許可)を取得、昨年1月から商業運航を開始した。桃園国際空港をハブ空港とし、東京、大阪、マカオ、マニラ、ホーチミン、ダナン、クアラルンプール、ペナン、シンガポールに直行便を就航している。