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来年10月、保育園探しのアプリサービスを開始 富世ホールディングス
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週刊経済2023年2月28日発行
母親世代への仕事紹介機能も
人材派遣業を主軸に、保育・企業主導型保育コンサルなどを展開する富世ホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、綾部光希社長)は来年10月、保育園探しのアプリのサービスを開始する。
人材紹介と保育園探しを融合させたアプリケーションツールで名称は「園活日記」。保護者、保育園、企業、販売業者をつなげるもので、保育園を探す保護者が主なターゲット。掲載されている保育園の口コミ閲覧や見学予約、保育園への確認連絡など一括で管理できるプラットフォームで、そこに企業をつなげることで、保育園を探しながら求職する母親世代への職業斡旋サービスを取り入れるもの。来年10月から保育園探しのサービスを稼働させ、2025年1月から仕事探しの機能を本格稼働させる計画。
同社では「保育園を探す母親世代のなかには、保育園探しと同時に新たな職場を探している方もいる。保育園探しのアプリに企業を絡ませることで、母親世代への仕事紹介を可能にしていきたい」と話している。
ビジネスコンテストの最終選考に選出
また同アプリのビジネスモデルは、㈱西日本フィナンシャルホールディングス(同区博多駅前3丁目、村上英之社長)が2月21日に主催した「第3回 西日本FHビジネスコンテスト」の最終選考に選ばれた。
同コンテストは業種、業界の垣根を越えた「価値の共創」を目的に企業からアイデアを募集し、審査するもの。100社から応募があり、最終選考には1次、2次選考を勝ち抜いた7社が選ばれ、プレゼンテーションした。同社はその7社のうち1社に選ばれた。募集コンセプトは「Well-beingとSastainability~こころ豊かな暮らしと持続可能な社会に向けて~」。同社は保護者、保育園、企業、販売業者をつなげたアプリの可能性についてプレゼンテーションした。