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来年春に小倉城天守閣などをリニューアル 北九州市


8月から休館、来年春オープン

北九州市(北橋健治市長)は来年3月までに、小倉城天守閣内などのリニューアルを実施する。
今年度は、16年度から実施している「小倉城周辺魅力向上事業」の最終年度で、これまで大型団体バス駐車場の整備や、天守閣、石垣、周辺の通りのライトアップ、本丸広場の園路整備などを実施してきた。今年度は、天守閣内の展示リニューアル・エレベーター設置、休憩所や案内所、土産品販売などの機能をもつ「しろテラス」の整備や城内広場のライトアップ、小倉城ゆかりの武蔵・小次郎像の設置などに取り組む。
市では「事業が完成する19年は、小倉城天守閣再建60周年、小倉祇園大鼓400周年といった節目の年。さらに、国内でラグビーワールドカップや東京オリンピック、パラリンピックなどの国際大会が開催されるため、キャンプや観戦などの目的で多くの外国人観光客が訪れることが期待される。この機会を逃さず、スピード感を持って事業に取り組みたい」と話している。
17年度の小倉城の入場者数は19万30人で、51年ぶりに19万人を超えた。うち約5万人が外国人観光客で、12年と比較して約4倍に増加しているという。

2018年7月18日発行