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本社1階に建機ショールーム開設 ヤンマー建機


リノベ需要見据えた未来の建設機械など

建設機材開発・生産・販売業のヤンマー建機㈱(筑後市大字熊野、瀬戸智行社長)は3月16日、本社内に初となるショールームを開設した。
今年でミニショベル販売から50周年を迎えるのにあたり、記念事業として取り組んだもの。場所は本社1階で、床面積は240㎡。ミニショベルなど建機2台を展示するほか、プロジェクションマッピングを使った商品紹介や同社の歴史を紹介するコーナー、生産工場内をライブ配信するモニターを設置。また、20年後の都市部のリノベーションを想定市場とした屋内で使える未来の建機2機を展示している。同製品は①エレベータに搭載可能なサイズ②優れた汎用性③自動運転を共通コンセプトとしており、現在開発チームで実用化を検討している。また、同製品の動きを体感できるシミュレーターコーナーも設けている。瀬戸社長は「国内・海外ともにリノベーション需要の拡大が予測されている。将来に向けて当社が目指す方向性を知ってもらうきっかけにするとともに、お客さまの接点を強化する場としていきたい」と話している。
同社はヤンマーの100%出資子会社。2004年7月設立。資本金9000万円、ヤンマーグループの建機事業会社として、建設機械ならびに発電機や投光機などの汎用製品を開発・製造・販売している。

2018年5月15日発行