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本社近くの博多区東光1丁目に企業主導型保育園 福岡トヨペット


同社初、10月1日開園

福岡トヨペット㈱(福岡市博多区東光1丁目、村井隆介社長)は10月1日、同社初の企業主導型保育園を開園する。
子育てをサポートすることで従業員の働きやすい環境作りを進め、近隣企業の従業員にも利用してもらうことで福岡市の待機児童解消に寄与したい考え。場所はJR博多駅の北東、国道3号沿いの本社北西側。子会社の「㈱トヨタレンタリース博多・東光店」の3階建てビルの1階の一部を改装。名称は「トヨピーキッズ保育園」で、床面積は約140㎡。保育スペースを中心に調理室や沐浴乳幼児トイレなどを備えている。定員の12人に対して19人基準で設計しているため、広めの保育空間を確保し、無垢材のフローリングで床冷暖房を設置。音対策のため、ペアガラスや吸音天井材を採用。砂場と夏場は直径2・5mのプールが設置できる園庭を設けている。また、食育に力を入れ、一人ひとりに合わせた食事を自園調理する。
対象は0歳~2歳児で、定員は12人。週7日開園し、開園時間は午前8時~午後7時(延長保育午後8時まで)。保育料は月額3万6000円。運営は㈱アピカル(福岡市中央区六本松2丁目、濱元篤子社長)に委託する。同社では「当初は定員12人でスタートするが、ニーズに応えて将来は19人まで増やしたい」と話している。

2019年9月10日発行