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本社敷地内に2階建てテクノセンター開設 オーレック


開発部隊の人員増に伴い

乗用草刈機、自走式草刈機大手の㈱オーレック(八女郡広川町、今村健二社長)が本社敷地内に建設していたテクノセンターが5月末完成し、7月開設する。
同社は2015年6月期で売上高100億円を突破し昨年は125億円に拡大し、過去5年間で開発部社員数は1・5倍に増員。今期も増収増益を見込み、さらなる増産体制を計画していることから開発力を強化する。本社敷地内には、部品、組立の南工場(延べ床面積1万3000㎡)と、2012年に新設、16年に増床した塗装設備の北工場(同9000㎡)に加え、本社事務所と現研究棟があるが、新研究棟として西側に新築した。新テクノセンターは鉄骨造2階建てで延べ床面積は約1200㎡。1階が機械製造、2階に3DCAD、シミュレーション室を設け、設計、開発、試作、試験を実施する。現在開発部員は50人。今村社長は「今後の新製品、新技術開発へスピードアップさせていきたい」と話している。

2018年6月12日発行