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本社敷地内に医薬品ゼリー工場を新設  室町ケミカル    投資額1億3000万円


 医薬・化学品製造・販売などの室町ケミカル株式会社(大牟田市新勝立町、村山哲朗社長)は1月23日、本社工場敷地内に医薬品ゼリーの新工場を新設した。投資額は1億3000万円。
 撤退事業の工場をリニューアルし、医薬品ゼリー工場として稼働するもの。延床面積は354平方mで、調合専用設備として幅広い粘土物の真空乳化と均一分散が可能な400リットル真空乳化装置や、高速充填機を導入している。
 同社では「従来の健康食品製造で培ったスティックゼリー製剤ノウハウを生かし、医薬品ゼリーの受託生産にも取り組んでいく」と話している。
同社は1947年7月設立、資本金6000万円。グループ会社では健康食品の企画・製造・販売や上海での水処理事業を展開している。従業員数267人、売上高44億5000万円(2016年5月期)。