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本社敷地内にイタリアンレストラン いそのさわ


週刊経済2025年新春特別号

サルヴァトーレ・クオモ氏監修

酒蔵の㈱いそのさわ(うきは市浮羽町、中川次郎社長)は12月21日、敷地内にある古民家の1階にイタリアンレストランをオープンした。

21年から観光拠点としての活用を目的に他社と連携して約130年の歴史を持つ主屋を活用した地域おこし事業を展開。これまで他社が主体となり、主屋で運営していた食堂をいそのさわ運営のイタリアンレストランとしてリニューアルオープンした。フードロス削減に向けた研究所を日田市に構える実業家のイタリア料理人サルヴァトーレ・クオモ氏が監修を手掛ける。店名は「CASA CUOMO CAFE UKIHA いそのさわ」。店舗面積は約200㎡。席数は40席。料理にはいそのさわの酒造りの仕込み水である湧水の里うきはの地下水を活用し、うきはや日田の規格外の果実や野菜、厳選された無農薬小麦などを使用したピザやジェラートなどを提供する。また、主屋2階は宿泊施設となっており、2月からは他社からいそのさわが運営を引継ぎトータルで展開していく。