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本社を東京から門司区新門司3丁目に移転 興和商事
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週刊経済2022年9月21日発行
外国人材の受け入れを強化
プラスチック再生事業の興和商事㈱(川野慶社長)は8月2日、本社を東京都豊島区東池袋2丁目から北九州市門司区新門司3丁目に移転した。
昨年4月から同所にある廃プラスチック再生工場が稼働しており、本社移転を機に福岡での事業展開を加速させる。場所は「新門司公園」南側、「浦中公園」より東側に約160m入ったところ。敷地面積は4500㎡、鉄骨造平屋建てで、事務所面積は従来の2倍となる300㎡。工場建屋と本社社屋は居抜きによる利用で、工場設備を入れ換えたほか、本社には社員寮や食堂を備えている。スタッフ数は7人で、今後は外国人材の受け入れに力を入れていく。同工場では、廃プラスチックの集荷、仕分け、洗浄、加工処理を行い、他社があまり扱わないポリエチレン、ポリプロピレンの処理を強みにする。
藤尾清浩取締役は「北九州は工場が集積するほか、再生プラスチックの海外輸出に優位な立地。材料としてプラスチックを再利用するマテリアルリサイクルを通じ循環型社会に貢献したい」と話している。
同社は2020年6月設立。資本金500万円。決算期3月。従業員数12人。