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本社を博多駅前1丁目の福岡支店に移転  長崎県のエコー電子工業    利便性向上などで


 電子・情報通信機器販売、システム開発のエコー電子工業株式会社(長崎県佐世保市万徳町、小林啓一社長)は、1月1日付で、本社を福岡市博多区博多駅前1丁目の福岡支店事務所に移転した。
 すでに、営業活動の中心は福岡であり、福岡支店の売上高が半分以上を占めていることに加え、九州各地、東京、アジアへのアクセス利便性、将来的な福岡一極集中などを考慮し、本社を移転した。これに先立ち、06年11月には福岡支店事務所を約25%(125.4平方メートル)増床して623.7平方メートルとした。営業、システム開発、総務ならびに、博多区内にあった通信機器等の保守部門を同支店に集約し、顧客のサポート体制を強化。合わせて、会議室やサーバー室のスペースを新設するなどして効率化を図った。

 1月中にISMSを取得

 また、同社は1月25日付で、情報セキュリティマネジメントシステム・ISMSを取得する。
 同システムは、組織が情報を適切に管理し、機密を守るための包括的な枠組みで、セキュリティ対策だけでなく、情報を扱う際の基本的な方針やそれに基づいた具体的な計画、計画の実施・運用および、一定期間ごとの方針・計画の見直しまで含めたトータルなリスクマネジメント体系のことを指し、インフォメーション・セキュリティ・マネジメント・システムの略。同社は04年6月に品質保証の国際規格ISO9001、99年3月には環境マネジメントシステムISO14001認証を取得しており。これらの規格取得を通じて先進的に社内基盤の整備を進めてきた。
 同社は1963年4月設立、資本金は5,550万円、売上高は30億円、従業員数は135人。関連会社に株式会社富士通九州システムエンジニアリング、株式会社九州テン、株式会社パクスがある。