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本店敷地内に雨量観測装置を設置  九州テン


地域貢献の一環で

無線通信機器の開発・製造・保守などを手掛ける㈱九州テン(福岡市博多区博多駅前2丁目、間嶋力彦社長)は12月24日、長崎県佐世保市小佐々町の本店敷地内に雨量観測システム「EQROS(エクロス)」を設置した。
地域貢献の一環として近隣住民の防災対策に役立てる。河川氾濫や土砂災害に大きく起因する「降水量」に着目した同装置はエコー電子工業社製で、狭い範囲での雨量を観測することが可能。通信部分は九州テンが製造する「QRIoT(キュリオット)」が採用されており、同社のWebサイトからいつでも雨量を閲覧することができる。
同社は1967年12月設立。資本金1億円、従業員588人。2017年4月に佐世保市から福岡市博多区に本社移転した。19年3月期売上高は前年比16%増の184億円。

2020年1月28日発行