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木材使用の個室ブースを発売 関家具


週刊経済2023年2月21日発行

今夏めどに

家具の企画、卸売、小売販売などの㈱関家具(大川市幡保、関正社長)は、今夏をめどに国産材のインテリアCLT(直交集成材)を使用したスマートワーキングブースを発売する。
商品名は「FOCUS(フォーカス)」。CLTとは、ひき材を並べて繊維方向が直交するように積層接着をした木質系材料で、断熱性や遮熱性、遮炎性、遮音性などの効果が期待されるという。サイズは幅120㎝、奥行き96・7㎝(ドアハンドル含む)、高さ216・8㎝。キャスター付きで重量約170㎏。内部電源付きデスクとデータ送信用USBを備えている。価格は100万円前後を想定している。同社は「現在普及している個室ブースはスチールやメラミンなど金属材料の製品が主流なため、木材を使った個室ブースで森林資源の有効活用や木質空間を提案したい」と話している。
同社は1982年11月設立。資本金1億5千万円(資本準備金含む)。