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木下投手が阪神ドラフト3位指名で入団 KMGホールディングス


週刊経済2025年新春特別号

上位指名は創部以来初

九州北部・中部エリアの三菱、スズキ系の自動車販売会社9社で構成するKMGホールディングス㈱(福岡市中央区薬院、牟田弘昭社長)の硬式野球部に所属する木下里都(きのした・りと)さんが、阪神タイガースドラフト3位に指名され、12月9日入団した。

木下投手は福岡市早良区出身。2001年1月27日生まれの23歳。福岡市立小田部小学校1年生から少年野球クラブで野球を始め、福岡舞鶴高校では主に遊撃手。福岡大学に進学し1年生で投手に転向。当時、プロ志望届は提出せず、卒業後の23年に同ホールディングスの中核企業である九州三菱自動車㈱に入社、硬式野球部に入団。午前中は練習、午後は九州三菱自動車販売福重店(福岡市西区)に在籍して自動車販売業務をメインに仕事に従事。硬式野球部では、福岡ソフトバンクホークスでコーチ歴もある加藤伸一監督のもとで成長を遂げ、2024年の都市対抗野球大会では自己最速となる156キロをマーク。プロ注目の存在となり、今年のドラフト会議で同球団から3位指名を受けた。右投げ右打ちの身長183㎝。

10月に球団関係者が同社を訪問、健康診断などメディカルチェックを受け、12月9日、大阪市内のホテルで同球団の新人選手入団発表会が実施され、正式入団となり木下投手は12月末付でKMGホールディングスを退職した。これを受けて12月23日、同ホールディングスの有志の会70人で壮行会を開き、牟田社長は「木下さんは、野球はもちろん仕事も熱心で好青年。活躍を期待している。ホークスでなく阪神を応援する」と笑いを誘い、木下投手は「KMGホールディングスの名が全国に広がるよう活躍する」と誓い、同社から記念品を授与。また木下投手も各店舗にサイン入りの色紙を贈り、社員の激励に応えた。

同野球部は1984年に創部。日本野球連盟に加盟する社会人野球の企業チームで、選手の大半がディーラーで働く営業スタッフになる。同社によるとこれまでに17人のプロ選手を輩出。球界入りは、2017年阪神タイガースにドラフト5位で指名された谷川昌希投手以来で、上位指名は創部初という。