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木の葉モール橋本内でフードトラックの実証実験 東京のMellow


実店舗と両方でテイクアウト品をアピール

フードトラック・プラットフォーム「SHOP STOP」を展開する㈱Mellow(=メロウ、東京都、石澤正芳代表、森口拓也代表)は10月23日から1カ月間、フードトラックを活用した飲食店のテイクアウト支援を商業施設・木の葉モール橋本(福岡市西区橋本2丁目)内でスタートした。
同社は今年3月に福岡エリアでのサービス展開を始め、ビルや公開空地などの空きスペースを活用し、フードトラックでランチサービスを提供。出店するフードトラックは曜日替わりのローテーションとなっており、専用アプリ「TLUNCH」でその日どのようなフードトラックがエリア内に出店するか分かる仕組みを構築。これまで福岡市内だけで33もの飲食店が同社を通じたフードトラックを利用し、営業してきたという。  今回は商業施設に特化した実証実験で、木の葉モール橋本内の6つの飲食店が11月15日の土、日、月曜日限定で、施設内「ガーデンコート」前で「秋のワンコイン弁当」として販売する。キッチンカーによる販売時間は午前8時〜午後8時まで。
同社は「コロナ禍で売上向上を模索する飲食店支援として実施。今回の取り組みはフードトラックが施設へ来館した顧客へ飲食店のテイクアウト商品をアピールし、販売促進を目指すための取り組み。飲食テナントにとっては、人員をかけずに売りに出ることが可能となり、これまでより多くの来館者に商品を知っていただけるようになる。飲食店がコロナ禍で苦境を迫られる今、施設へ来館した顧客にフードトラックを効果的にアピールすることで、実店舗と両方の集客につなげ、相乗効果を生み出し、施設全体の盛り上げにつなげたい」と話している。

2020年11月3日発行