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朝倉市入地にマルチワークステーション 東京の東海運
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週刊経済2023年11月7日発行号
敷地面積2万539㎡、12月着工予定
物流、海運業などの東(あずま)海運㈱(東京都中央区、松井伸介社長)は、朝倉市入地に新倉庫を建設する。12月の着工、24年9月の完成、営業開始予定。
名称は「危険物マルチワークステーション・朝倉サイト」。場所は朝倉IC北西側。敷地面積は2万539㎡で、危険物倉庫(1千㎡)2棟、事務所(200㎡)1棟、危険物屋外貯蔵所(1千㎡、96TEU収容可能)、高圧ガス貯蔵所(約20TEU収容可能)、インランドコンテナデポ(約120TEU収容可能)、太陽光発電、防災用自家発電を建設する。展開する業務は、危険物(1、4、5類:毒劇物・医薬部外品・化粧品含む)の入出庫、コンテナバンニング・デバンニング、常温保管、ISOタンクコンテナの保管と取扱いなど。同社では「危険物の保管、コンテナバンニングなどの機能を備えた福岡県における新たなサービス拠点として、2019年から営業している北九州市のマルチワークステーションに加え、危険物物流のニーズに幅広く応えていく」と話している。
同社は1917年12月創立。資本金22億9400万円。2023年3月期営業収益は414億6700万円(連結)。従業員数832人(同)。